直原家のラン活スタートことはじめ
ラン活の森で迷子!?この記事の5W1H
こんにちは!!
京都在住、直原家・嫁担当のふじこです!
旦那担当・かかしです!!
息子担当・ぴーすけだよ!!!
自宅警備員・アロマだにゃん。
今日は、来年4月に小学校へ入学予定・ぴーすけのランドセルを買った話をしようと思います。
にゃんですって?!
入学は来年4月だから、ぴーすけが小学校へ行くのはまだ1年くらい先じゃにゃい。
人間ってせっかちだにゃ~。
たしかに早いよね、うんうん。
人間界隈では、小学校入学を控えた子供の為に、情報を集めて比較検討したり、実際の商品を見に行ったりして数ある選択肢の中から我が子に最も適したランドセルを選ぶんだ。
そんな一大事業を「ラン活」と呼んで、早い人では年中クラスの冬頃から活動を開始する人もいるくらいなんだよ。
我が家でも、ランドセルは年長クラスの8月ぐらいに買えばいいかな~とぼんやり考えていたんだけど
ちょっとしたきっかけからトントン拍子に事が進んで、結局2022年5月末にはラン活終了と相成りました。(ぴーすけ小学校入学は2023年4月)
スイッチが入るといきなりフットワークが加速して一気にやりきる
ふーちゃんの基本スタイルの神髄を見たね。
面倒ごとはさっさと片づけたい質(たち)なんでね。
うわ!我が子の成長を喜ぶイベントであるところのラン活を面倒ごとって言ったにゃ!!
控えめに言って軽く引くにゃ~
だってさ・・・(以下、読み飛ばし可)今のランドセルってパーソナルカラー診断で出てくるパレット並みに色数豊富で、柄や素材もいろいろ選べちゃったりするけど基本の形は決まってるものだから機能的にはほとんど同じだろうし(←メーカー各社の企業努力の賜物。)じゃあどれ買ってもいいかといえば、大切な我が子が6年間使う相棒的アイテムだからやっぱり多少値が張っても使い心地が良かったり、使っててストレスのないものを選びたい。だが、実際使って判断するのはぴーすけで、そのぴーすけといえばランドセル背負って小学校へ通うイメージなんて保育園年長になったばかりの現段階で具体的に持てているかといえばおそらく持てていない、というか我々親自身さえあの小さかったぴーすけが、小学生になるなんて実感が沸かないところで、あーでもこんな感じで気がつけば小・中・高校生と成長を重ねてあっと言う間に親元から巣立っていくのかしら、いや、巣立たず自宅警備員2号になられても困るのである一定の年齢になったらさっさと自立はして欲しいな~というもはやランドセル云々なんて微塵も関係ない遥か未来へ思いをはせるに至ってしまう、この答えの見えない思考ゲームを面倒といわずなんと言うか!!!!!
面倒なのはあんたの性格にゃ!!!!!
ランドセル買うのにどれだけ妄想列車脱線させてるにゃ。
この記事は、僕と同じように来年小学校へ行く予定でこれからランドセルを選ぼうとしているお友達や、来年以降にランドセルを買う予定のあるお家のみなさんが、ラン活の森で迷子にならないよう参考にして頂けたら幸いです。
ということで、この記事では2022年5月末にランドセルの注文を終えた我が家のエピソードを、購入した中村鞄製作所のランドセルの特徴や実際に展示会に行って購入を決めるに至った経緯と一緒にご紹介します。
ラン活スタートのきっかけは1通のダイレクトメール
ぴーすけが保育園年長クラスになって早ひと月。GWも過ぎた5月半ばのこと。
保育園で登録している写真共有システムの運営会社から1通のダイレクトメールが届きました。
同運営会社からは、写真を使ったグッズやアルバム作成のサービス案内が定期的に届いていたので、
またその類の案内かと古紙回収袋の前で開封→一覧後処分の流れと思いきや
封筒から出てきたのは「中村鞄製作所の手作りランドセル」のカタログと案内でした。
ぼんやり思い描いていた「ラン活」が急に現実味を帯び始めた!!
人生で大切な事のほとんどを漫画とアニメから教わってきたふじことしては、シロさんと佳代子さんのそんなやり取りを受けて、ぴーすけのランドセル購入もお盆の頃かとぼんやりと思っていました。
まあ、8月にランドセルを購入するにしても、参考資料程度にとっておくか~とカタログをパラパラと眺めているところへぴーすけから思わぬ一言が…。
曰く
え!!?
5月の半ばにランドセル購入って流石に早くね?
あれ、でも佳代子さんとシロさんのやりとりって
よくよく考えれば14巻のエピソードだから、4~5年前の話だよね。
って事は、今(2022年)のラン活時期ってもっと早くなってるって事?
目下ママ友0人継続中のふじこは、急に焦りを感じて恐る恐るグーグル先生に聞いてみたところ…
うわお!!!!5月購入って全然早くないわ!
年中の冬からラン活スタート?!確かに、イオンでも年明けから2023年度版と銘打ってカタログが出てた気がする…(記憶の片隅)。
この中村鞄製作所の展示会も3月から始まってるみたいだし、とりあえず、近所のイオンにでもランドセルを見に行ってみようかと急にラン活が現実味を帯びてきました。
そして、よくよくカタログの展示会スケジュールを見てみるとみやこめっせで展示会予定がある!しかも、来週末!!気持ちの上では、ヘッドスライディングの勢いで来場予約を入れて、直原家のラン活がスタートしました。
参考サイト
中村鞄ランドセル特徴まとめ
中村鞄制作所の紹介
中村鞄製作所は東京都足立区に本店兼工房を構える1960年創業の鞄工房です。
創業以来ランドセル作りを続てけていて、2022年は全国77会場、全100回の展示会を開催しています。
自分たちでランドセルを一つ一つ作るから、手作りのこだわりをお客様に伝えることができる。みんな職人であり、みんなで接客する。これが『中村鞄製作所の職人』です。
中村鞄ランドセルカタログより抜粋
中村鞄製作所のランドセル特徴3選
HPやカタログを見てもわかるように、中村鞄工房のランドセルは設計や素材など、使う子どもの為を第一に考えた工夫がいたる所に施されています。ここでは、その中でも特にコレ!と嫁。ふじこが選んだ3つのポイントを紹介します。
【POINT1】宇宙船の座席にも採用!耐久性抜群のシャトルクッション
シャトルクッションとは、NASAの宇宙船の座席に使われている素材です。激しい運動や振動に耐えられるように開発されている為、子どもが扱うランドセルにぴったりのクッション材です。体温に反応してゆっくりへこむ性質があるので、背中や肩への負担を大幅に軽減してくれます。
【POINT2】軽くて丈夫な日本製金属パーツ
金属部分は耐久性、安全性、精度に優れた日本製を使用しています。
ただしメッキに関しては、日本で一般的に使用されている六価クロムメッキを使用していません。EU基準では、こどもの使うものへの使用は禁止されているからです。
また、留め具には軽量かつ耐久性に優れたアルミ合金を使用しており、ランドセル全体の軽量化にもつながっています。
【POINT3】背あて&肩ベルト内側には柔らソフト牛革を使用
直接身体に触れる背あてと肩ベルトの内側には、上記で紹介したシャトルクッションとあわせて、柔らかいソフト牛革が使われています。天然素材である牛革は通気性が良く、防水・防カビ加工で一層蒸れにくく快適なランドセルライフを過ごせます。
ランドセルのメイン素材は大きく分けて3種類
ここでは、ランドセルに使われている3種類の素材について紹介します。
中村鞄製作所以外でも、だいたいこの素材が主流なので参考にして頂けたら幸いです。
希少性と風合いなら「馬革コートバン」
- 馬のお尻の革をなめしたコードバン
- 希少性が高い(1頭からランドセル1~2枚しか取れない貴重な革。)
- なめらかな手触りで特別な光沢感あり
- 別名「革のダイアモンド」
- カラーバリエーションは少ない(全3種)
耐久性と耐傷性の「牛革ボルサ」
- 耐久性・防水性に優れた牛革ボルサ
- 丈夫でしなやか
- 使い込めば使う込むほど体に馴染んでいく
- 傷に強く目立ちにくい
- カラーバリエーションは一番多い(全25種)
軽さとコスト重視「ベルエース(人工皮革)」
- 傷・雨に強くお手入れいやすい素材
- コートバン、牛革ボルサに比べて軽くてコストも安価
- 豊富なカラーバリエーションに加え、内貼り側面の刺繍など遊び心をプラスしたデザインもある
- 全15種+ハート仕様5種
身体に触れる部分に使用されている共通素材「ソフト牛革」
前の章でもご紹介した通り、身体に直接触れる背あてと肩ベルト内側には天然素材のソフト牛革を採用しています。2021年に日本鞄協会ランドセル工業会が愛知工業大学工学部で行った実験では、ソフト牛革の背あては、人工皮革の背あてと比べて温度上昇する面積や数値が小さくなる事がわかっています。
中村鞄製作所のランドセル展示会レポート
接客してくれるのはランドセルを実際に作っている職人さん
さて、中村鞄製作所のランドセルについてご紹介してきましたが、やっぱり文字や写真だけの情報だけで購入に至るのはなかなか難しいですよね。安い買い物でもないですし、最終判断は実際にランドセルを背負ってみて決めたいところです。
この章では、5月末に京都で開催された中村鞄製作所のランドセル展示会の様子をレポートします。
「全員職人、全員接客」がモットーの中村鞄制作所のランドセル展示会場では、実際にランドセルを作っている職人さんでもある接客スタッフの方から直々に手作りランドセルの魅力を教えてもらう事ができます。
会場の雰囲気やスタッフの方の対応など参考にして下さい。
展示会場の様子
藤原家が足を運んだ中村鞄ランドセルの展示会場は、京都市左京区にある、イベント会場京都市勧業館(通称:みやこめっせ)の地下1階の1室でした。
会場に到着したら代表者の氏名確認の後、検温・手のアルコール消毒を行ってから入場しました。
入口付近には、パンフレットと消毒液を置いた長机が設置されており壁に沿って、中村鞄ランドセルの紹介パネルが展示してありました。
ランドセルは、素材ごとテーブルを分けて展示されていて、小学1年生が持ち運ぶ教科書と同じ重さ(約1.5kg)ダミー教科書や、イニシャル刺繍のサンプルなども設置されていました。
ダミー教科書は、あくまでも教科書だけの重さで、実際は筆箱やタブレットも加わって更に重さが増すと思います。心配な方は、筆箱やタブレットなどを持参して一緒に入れてみても良いと思います。(持参した内容物を試しに入れる際、スタッフの方の許可をとってくださいね。)
全身鏡は、壁沿いに2~3箇所設置されていました。こちらは、タイミングによっては順番待ちになることもありました。
展示テーブルに対して、床面積が広くとられら会場だったので、基本的には混みあう事なくゆっくりランドセルを吟味する事ができました。
展示会スタッフの人への質問
カタログだけではわからない点など、丁寧かつ臨機応変に対応して頂けて、スタッフの方の製品に対する並々ならぬ自信と誇りを感じました。
展示会に行ったその日に購入決定、最大の決め手はこの2つ!
結局のところランドセル選びの決め手は「色」
最終的にランドセルの決定権が、実際に使う子ど自身に委ねられるケースは多いと思います。そして、子どもにとって、最重要検討項目は結局のところ「色」だと言っても過言ではないでしょう。
我が家の場合、展示会へ足を運ぶ前の初期段階でぴーすけが希望したのは「緑色」。
中村鞄製作所のカタログに載っていた、緑系統のランドセルは渋~いダークグリーンのみ。緑っぽい色だと他にターコイズがあったけれど、パステル調の色だったのでぴーすけのお眼鏡には叶わず。
スーパーマリオに出てくるカエルスーツのような、鮮やかな緑色を想像しているならイメージが違うかな~と思いつつ
「緑だとダークグリーンっていう黒っぽい緑しかないみたいよ。」とカタログの写真を見せながら説明すると
「ダークグリーン?!なんかかっこいい!!僕、絶対ダークグリーンが良いよ!!」と食い気味で言ってきた。
語感重視で色決めちゃった!!
カタログの写真となんか違う?!購入の決め手になったスタッフの方の臨機応変な対応。
さて、希望の色も決まって、意気揚々と展示会場へ向かった直原家一行。でも、実際に目にしたダークグリーンのランドセルは、「あれ?なんかカタログで見た色より全然黒い。」が最初の印象でした。
ダークグリーンというより、ダークモスグリーン??
緑の要素がほとんど感じられない。
インターネット通販でも、写真と実際の商品の色が違うのは普通の事だし、ダークグリーンという微妙な色合いでもあるし、許容範囲なのかなとカタログとのギャップを飲み込もうとしていたところ、近くにいたスタッフの方が声をかけてきてくれました。
「太陽の下で見てみると、色合いが違ってみえますよ。」
確かに、印刷物も太陽光の下で見る色が基準色になるし、色によってはかなり違って見えたりします。(嫁・ふじこは印刷会社勤務)でも、窓のない地下の展示会場だったので、太陽光に当てて色を確認するわけにもいかないしな~なんて思っていたところ
「実際に屋外で背負ってきて頂いて構いませんよ。」と、まさかの持ち出し許可。
展示会場ではなく、建物の外まで持って行ってOKという許可を接客スタッフの方が、その場で普通に出してくれました。今回の展示会は入場制限があったので、事前に来場者情報を伝えていたとはいえ、なんとなくこういう場合、責任者の方に許可を貰ってからの対応になるものかと思っていたので、即決の持ち出し許可に軽い感動を覚えました。
展示会場を出て少し歩いたところにあった建物の中庭的な屋外スペースで、改めてランドセルの色を確認してみると、室内照明と比べて色や質感の見え方が全然違って見えました。
展示会場では、限りなく黒に近いダークモスグリーンに見えていたぴーすけお目当てのランドセルは、ちゃんとダークグリーンでした。
まるで冬の椿の葉を思わせる艶やかで深みのある緑色。
まごうことなきダークダークグリーン。
満場一致で中村鞄製作所のランドセル購入が決まりました。
中村鞄制作所の手作りランドセル購入決定!実際の注文の流れ
注文は電話orオンライン申し込みのみ
中村鞄制作所のランドセルはオンライン又は電話での注文になります。
展示会場で対面での申し込みはなかったですが、展示されているランドセルには購入画面へ直接アクセスできるQRコードタグがついているので、その場でスマートホンから注文することも可能です。
ただ、そこそこ大きい買い物になるので、個人的には自宅に帰ってから一息ついた後、ゆっくり購入手続きをした方が良いと思います。
イニシャル刺繍でオリジナル感アップ
中村鞄製作所のランドセルは、底面留め具の皮革部分に3文字までの英文字刺繍加工が可能です。
無料サービス期間は、2022年7月31日までとなるので購入をご検討の方はお早めに!(8月以降でも有料(税込3,800円)で対応してもらえます。)
HPのシミュレーターを使えば、「ランドセルの色」「刺繍糸の色」「イニシャル3文字」の組み合わせプレビューを確認できます。
ぴーすけは「ダークグリーン」X「ゴールド糸」X「イニシャル1文字」の組み合わせで申し込みました。
まとめ
以上が、2023年4月に小学校へ入学する息子・ぴーすけのランドセルを注文するまでの「直原家ラン活エピソード」なります。
ラン活って、もっと長い時間をかけていろんなメーカー製品を比較検討して最良の一品を決めるっていうイメージだったけど、ほとんど中村鞄製作所の一択の決め打ちだったにゃ。
一応、近所のショッピングモールへ有名メーカーのランドセルも見には行ったんだけど
どうもピンとこなくてね。
背負い比べって言っても、ぴーすけにとってランドセルは背負いなれているものでもないから
感想は全部一緒だったし…
どれも重たかった!!!
・・・・・・・・。
実際に小学校へあがって毎日背負っているうちに、重さにも背負い心地にも慣れるっしょ。
我が家の場合、家から学区内の小学校まで徒歩5分だから、長時間背負って移動ってこともないからね。
各家庭の事情に合わせて、納得のいくランドセルが選べれば良いってわけにゃんだにゃ。
その通り!子どもにとってより良いランドセルを選ぶのに、かける時間やお金、注文時期は関係なし!
ラン活の森に迷い込んだ時はどうにゃることかと思ったけれど、無事に帰ってこられて良かったにゃ。
今のランドセル選びって、本当に選択肢が多すぎて、比較検討し始めるとなかなか決め手が見つからず、決めあぐねてしまう事って普通にあるよね。
これからランドセルを購入する人たちに、「ほとんど比較検討せずに感覚的にランドセル購入を決めた直原家のような事例もある!」という事を知ってもらうことで
少しでもラン活の参考になれば良いと思います。
注文したランドセルが届くのは10月頃です!!届いたら、また感想など記事を追加するね!
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