直原家いびき問題解決編!この記事の5W1H
さて、去年の夏から直原家の内々で物議を呼んでいる「嫁ふじこのいびきがうるさくて同じ部屋で寝るのもう限界っスby旦那かかし」問題。
「いびきを直そう!」と重い腰を上げて改善に乗り出した私、直原家の嫁ふじこでしたが、睡眠障害専門クリニックを受診して検査をしてもらっても医療的な治療は不要との診断だったり、効果を期待した対策アイテムを試してもなかなか改善がみられなかったりと、今日ここに至るまでにかなりの迷走を繰り返していました^^;
しかーし!!2023年1月現在、直原家ではおかげさまで
親子3人ストレスフリーに同室就寝できている事をここにご報告させて頂きます!!
この記事では、嫁ふじこが実際に使ってみて効果があったいびき対策アイテムやその使用方法、そこへ至るまでの経緯をご紹介します。
これからいびきを改善しようと思っている人が、自分(またはパートナー)に合ったいびき対策グッズを選ぶ時の参考にしてもらえれば嬉しいです。
いびき対策をする前にまず最初にやる事
睡眠アプリで現状把握「スタート地点を見える化する」
ブログを書いて発信するようになってそろそろ1年を迎えますが、「何か問題を解決しようと思ったら現状を把握する事」と「それを見える化する事」が非常に大切なんだなと改めて感じている次第です。
例えば、以前直原家の家計管理を見直した記事を書きましたが、そこでも「お金の流れの記録(=家計簿)」を元に、無駄な支出を削ったり、予算の金額を決めたりして見事に目標額を貯蓄する事に成功したというエピソードをご紹介しました。
改善策を実行する前の記録が目に見える形で残っていると、改善に向けて思考錯誤する中で効果が見られなければ別の方法を試す事もできますし、少しでも効果が表れればモチベーションUPにも繋がります。
いびき改善も同様、まずは「現状を把握する事」から始めましょう!
そこで便利なツールが睡眠サポートアプリです。今は数多くの睡眠アプリが開発されていて、入眠時間や起床時間を記録したり、寝ている時の姿勢の記録をデータ化する事で、無意識下である自分の睡眠状況を手軽に見える化できるようになりました。
もちろん睡眠中の呼吸音(いびきの音)を計測→グラフ化してくれる機能を備えたアプリもありますので、「まずは現状把握!!」の観点から、いびき対策前の状態を記録しておく事を強くお勧めします。
ちなみに嫁・ふじこが使用したのは「いびきラボ(SnoreLab)」といういびき対策アプリです。無料版でも睡眠中のいびきの音を記録したり、結果をグラフでまとめて確認する事も可能ですが、私は有料版を使用しました。
理由は、無料版だと録音回数に制限があったり、録音したいびきデータの再生機能が部分的にしか使えなかったからです。
実際に使ってみてわかった事ですが、録音機能の性質上、いびき以外の生活音や環境音もいびきとして判定されてしまう場合があるので、いびきと判定されているその音が本当に自分のいびきなのか?どんな状況(体調や時間帯など)でどんないびき(音量や音質)をかいているのかを確認するにはピンポイントで録音を再生する機能が必須です。
本気でいびき問題を解決したいと思っているのであれば、フル録音フル再生が可能な条件でモニタリングできるアプリを使用してみてください。
いびき対策は何の為?目的を明らかにして「ゴール」を決める
いびき対策をするにあたって、睡眠アプリを利用した現状把握=「スタート地点の見える化」の重要性をお伝えしましたが、対策前にしておきたい大切な事がもうひとつあります。
それは何故いびき対策が必要で、どうなれば解決なのかを明確にする=「ゴールを決める事」です。
前述の家計管理見直しエピソードでは「100万円貯めてじーちゃんのお墓を買う!そして家族で沖縄旅行へ行く!!」という、お金を貯める理由(墓購入&家族旅行)と目標額(100万円)を具体的に決めていた事が貯蓄を成功に導いた大きな要因だったと自負しております。
仮に「貯蓄を増やすぞ!」と家計を見直して10万円を貯蓄したとしましょう。
お金を貯める目的が「予算10万円の国内旅行」なら貯蓄成功と言えますし、目的が「予算30万円の海外旅行」なら達成率は3割程度でまだまだ頑張るぞ!って感じですよね。
このように、目的地を決めない事にはそもそもゴールに辿り着けないのはもちろん、ゴールまでの見通しも悪い為、なかなか問題解決至らないという事態に陥るでしょう。
では、直原家において嫁ふじこがいびきをかいている事の何が問題かといえば、以下の2点が挙げられます。
(1)嫁ふじこの睡眠時無呼吸症候群の疑い
(2)いびき音で寝入りを邪魔される旦那かかしの超ストレス
1つ目の睡眠時無呼吸症候群の疑いについては、前々回の記事でご紹介した通り、睡眠障害専門クリニックでの検査で疑いは晴れているので、その点は既に解決済です。
しかしながら、睡眠時無呼吸症候群という診断がつかなったがゆえに、クリニックでの専門的な治療は見送りとなり、2つ目の嫁から旦那への睡眠妨害という根本的な問題が依然残る結果になりました。
という事で、直原家のいびき問題解決に向けての目標は「旦那かかしの入眠を妨害しない程度に、嫁ふじこのいびきを改善する。」という事に決定しました。
ただ単純に「いびきを直す!」と言っても、「宿泊先のホテルで友人や恋人に自分のいびきを聞かれたくない。」「深夜バス移動で周囲に迷惑をかけたくない。」「いびきを直してすっきり目覚めたい。」など目的が違えば、対策アイテムも変わってきます。
これから、いびき改善に取り組もうと思っている人は最初に「スタート地点の見える化」と「改善の先にあるゴール設定」をしてからコトに臨んで下さい!
実録!嫁ふじこがいびきを7割削減するまでの道のり
前章で、スタート地点の見える化についてその重要性を書きましたので、お恥ずかしながら嫁ふじこのいびきモニタリング開始時の記録を参考までにご覧頂きましょう。
嫁ふじこのスタート地点
睡眠アプリの「いびきラボ」では、就寝時の音を「静か」「軽め」「大きめ」「激しい」の四段階にわけて記録をとり「いびきスコア」を数値化してくれます。
いびき対策をしない状態の嫁ふじこのいびきスコアはだいたい30%程度。正直に言うと
就寝中の7割は静かに寝てるんだし、これくらいのスコアならわざわざ対策アイテムで改善する必要なくね??
と思ったのですが、実際にいびきの音を再生してみたらそうも言ってられなくなりました
以下、非常にお聞き苦しいいびきの音声の動画を貼ってあります。ご注意下さい!! |
そして、深夜帯に発生していたレベル「激しい」のいびき音声がコチラ。【音量注意!!】 |
ご主人はこんにゃ大いびきをかく嫁をよくもらってくれたにゃ…。
いや~まさに、衝撃でしたね。
これまでにも、旦那かかしがスマホで録音してくれたいびきの音を聞いた事がありましたが、その時は音声のみで、しかも旦那が寝る前に手押し録音した数秒程度の音声だった為、やっぱり「ふ~ん、確かにいびきかいているけどこれくらい普通じゃね?」と深刻度は低めでした。
しかし、睡眠アプリでいびきの音と波形、音声レベルのグラフを確認する事で、静かに寝ている時といびきをかいている時の差がはっきりと認識できるようになり、ここにきてようやく事の重大さに気がつく嫁ふじこなのでした。
自分自身のいびきの様子を認識すると同時に、睡眠時無呼吸症候群の疑いがあると懸念していた時と比較にならないくらい焦りを感じました!!
被験者・直原ふじこについて
対策グッズを使っていびきの改善をするにあたり、被験者である嫁ふじこのパーソナルデータを改めてご紹介します。
日本の成人女性の平均身長が150cm代後半、体重が50kg代前半程度だとすると、少し小柄な中年女性といったところでしょうか。(BMIも可もなく不可もないド真ん中正常値。)
一般的に、肥満気味の男性がいびきをかきやすい傾向にあると言われていますが、顎のサイズや気道の空間が小さい女性でも、いびきで悩んでいる人が意外と多かったります。
嫁ふじこが身銭をきって購入したいびき対策グッズ
嫁ふじこが、自分なりにいびきの基本的な原因を調べて改善策を検討した上で、厳選して購入した6アイテムを一覧でご紹介します。
対策種類 | 鼻腔拡張リング | マウスピース | いびき検知デバイス | 横寝まくら | 口閉じテープ | ノーズピン |
アイテム画像 | ||||||
商品名 | SNORE RING | いびきくん | Snore Circle (イヤホン型) | Sleep Vintage Premium | ナイトミン鼻呼吸テープ | 鼻スッキリO2アップ |
使用方法・効果 | 小指にはめる事で鼻腔拡張のツボ刺激する。 | 奥歯で噛みしめる事で、就寝中の開口を防ぎ鼻呼吸を促す。 | 耳にかけて寝ると、いびきを検知して振動刺激でいびきを抑制。 | 横向き寝をサポートするいびき対策用枕。 | 口に直接貼って、就寝中の開口を防いで鼻呼吸を促す。 | シリコン製のチューブを鼻孔に挿入して鼻呼吸をサポート。 |
コスト | ◎ | ◎ | △ | ○ | ○※ | ◎ |
期待値 | ○ | ○ | ◎ | ◎ | △ | ○ |
個人的にはビジュアルインパクト控えめで、コスパが良さそうな「鼻腔拡張リング」と「横寝まくら」あたりで効果が表れるのを期待していましたが、事はそう簡単に運びませんでした。
ビジュアルインパクト控えめな本命3アイテムの効果は如何に?
マウスピースにもいろいろな種類があるので、一例としてご参照下さい。
いびき対策の基本は、口閉じ&鼻呼吸なので対策グッズはどうしても口や鼻周辺で使う仕様になる為、ビジュアルインパクト強めの形状になりがちです。
できれば見た目がスマートな対策グッズで結果を出したかったのですが、ビジュアルインパクト控えめな本命3アイテムが、序盤に敗走するという波乱の結果となりました。
本命が次々と撃沈する中、期待以上の効果があった対策アイテムとは?!
いろいろ試した結果、「テープで口を閉じて開口を防ぎ、チューブを鼻に挿入してを鼻腔を拡げる」という超絶直接的な方法でもっていびきの音を改善するに至りました。
口閉じテープは、使用中しゃべることが難しいかと思い敬遠していましたが、口の端に空気が通る隙間さえあれば会話が可能であるという事実に素直に驚きました。何よりも即効性がえげつない。
そして、意外な決め手アイテムとしてノーズピンが活躍しました。
地鳴や雷のような「天変地異系」や、この世の生き物とは思えない唸り声を発する「モンスター系」、工事現場やチェーンソーのような「屋外騒音系」などいびきの音にも様々な種類がありますが、中でも「動物系」に代表される豚の鳴き声のようないびきは特に恥ずかしいですよね。
この豚鼻音のような鼻いびきでお困りの方はノーズピンの併用もおススメします。
それから、横寝まくらについてですが、今回残念ながら単独使用だけでは大きな効果はみられませんでした。
しかし、快適な睡眠姿勢の維持に一役買っている事は間違いなく、上記で絶大な効果を発揮した「口閉じテープ」と「ノーズピン」も横寝まくらなしで使ってみるとスコア10~15程度まで効果が薄れてしまいました。
以上の事から嫁ふじこの場合、必要不可欠なサポートアイテムとして横寝まくらも手放せない一品となりました。
経過観察をしながら自分に合ったアイテムを見つけよう!
今回いろいろなタイプのいびき対策グッズを試した結果、「”口閉じテープ+ノーズピン+横寝まくら”の同時使用」が嫁ふじこ、もとい直原家にとってのいびき対策の最適解という事がわかりました。
しかし、対策グッズとの相性は個人差が大きい為、嫁ふじこには効果が見られなかったアイテムでも人によっては絶大な効果をもたらす可能性が十分あり得ます。逆に、嫁ふじこにとっての「いびき三種の神器」をもってしても、あなたのいびき問題を改善する事はできないかもしれません。
大切なのは現状を把握して、試行錯誤を続ける事です。
実を言うと、最初に購入したいびき対策グッズは「鼻腔拡張リング」「マウスピース」「いびき検知通知デバイス」そして「横寝まくら」の4アイテムだけでした。
ところが、前述の通りあまりにも期待した効果が得られずいびき改善プロジェクトを途中で断念しようかとも思いました。
しかし、試したアイテムの特徴とモニタリングデータを参照して「やっぱり物理的に口を閉じるしかない!」という思いに至り、敬遠していた「口閉じテープ」の使用に踏み切る事ができました。
更にモニタリングを続けた結果、意識していなかった「鼻いびき」の存在にも気がつき、「ノーズピン」を使った直接的な鼻腔拡張効果によって、最初に決めた「旦那かかしの入眠妨害しない程度にいびきの音を改善する。」という目標に対しても十二分に達成する事に成功したました。
いびき改善を試みようと思っている人はもちろん、今なにか問題を抱えている人は「常に現状を把握する事」と「問題解決のゴールを決める事」を徹底して下さい。
必ず、自分にとって相性抜群の解決策に辿りつけることでしょう!健闘を祈っております!!
いびき3種の神器と睡眠アプリについて興味がある方への詳細ページリンク
とはいえ、直接的にいびきの原因にアプローチする「口閉じテープ」や「ノーズピン」は、多くの人のいびき改善に効果を発揮してくれる事でしょう。
最後に、嫁ふじこにとってのいびき3種の神器と睡眠アプリ「いびきラボ」の詳細ページのリンクを貼っておきますので興味がある方は是非実際に使って効果を試してみて下さい。
快適な睡眠をサポート「ナイトミン 口呼吸テープ」(小林製薬)
商品についての公式サイトはこちら↓
店頭価格とほぼ変わらない価格帯で送料無料のネットショップも見つけましたのでURLを貼っておきますね。
口閉じテープは、他にもいくつか別商品を試しましたが、睡眠中はがれにくいのに起床後外す時は痛くないナイトミンが1番使い心地が良かったです。
鼻からの通気率50%UP「鼻すっきりO2アップ」(TO-PLAN)
制作・販売元の会社HPはこちら↓
嫁ふじこが購入したのはこちらの女性・子供用の小さめタイプのものです。寝ている間に外れてしまいロストしてしまう事もあるので(布団を干す時などに出てくる)、今使っているものが完全にロストするかへたってくるような事があればレギュラーサイズを購入しようと思っています。
レギュラーサイズはブルーのパッケージです。
私が住む地域では、ノーズピンを取り扱っているドラッグストアが近所にないので、ネットショップで簡単に入手する事ができて良かったです。
ノーズピンは海外製のものも結構あるのですが、こちらの商品は制作・販売元が日本の会社なのでサイズに不安なく購入する事ができました。
横寝をサポート!「スリープバンテージプレミアム」(フランスベッド)
実は日本の企業という事はご存じですか?フランスベッドの企業HPの商品紹介ページはこちら↓
嫁ふじこが購入したのは横向き寝に必要なホールド感と寝心地をさらに高めたプレミアムタイプです↓
実は、プレミアムバンテージにはいびき対策用に特化したドクタータイプもあります!予算の関係で今回は手が出ませんでしたが、これを使えばいびきスコア0も夢じゃないかもしれません!
横寝サポートまくらのスリープバンテージは、持ち運びに便利なトラベルタイプや妊婦さんにもおすすめな抱き枕タイプなど、用途によって他にもシリーズバリエーションがあるので興味のある方は調べてみて下さい。
今回ご紹介したいびき対策グッズの中では、比較的値が張るグループのアイテムですがお値段以上の寝心地を提供してくれた商品でした。
医療機関でも推奨されている睡眠アプリ「いびきラボ(Snore Lab)」
アンドロイドユーザーの方はGoogle Playからインストール↓
iPhoneやiPadなどApple製品ユーザーの方はApp Storeからインストール↓
私はiPadにアプリをインストールして使用しました。画面が大きくて見やすかったですよ!
海外で開発されたアプリなので、一部日本語の言い回しが不自然なところもありますが、利用にあたって特に問題はありません。
前述しましたが、本気でいびきを改善しようと思うなら是非有料版で使用して下さい。月500円以下で、いびき改善の糸口を発見できるならコスパ充分かと思います。改善策がわかれば、無料版に戻しても良いですしね。(私もこの記事を書き終えたら、無料版に戻す予定です。)
いびきを止めたければ「口を閉じて、鼻で呼吸せよ!」
いかがだったでしょうか。私の場合は、「口閉じテープ」で口呼吸→鼻呼吸へ誘導しつつ、「ノーズピン」で鼻気道の通気を良くして、「横向きまくら」で寝る事でいびきの頻度と音量を7割程度軽減する事に成功しました!!!
でも、やっぱり完全にいびきをかかにゃくするっていうのは難しいんだにゃ~。
そうだね。でも、対策をするようになってから、僕はお母ちゃんのいびきをほとんど聞かなくなったよ。
俺が寝る時も、ふーちゃんのいびきの音で眠れないって事はなくなったぞー。
もともと、私が先に布団に入っていびきをかき始めた頃に二人が就寝→入眠妨害になっていたけど、一旦眠りについた人を覚醒させるほどのいびきの音量ではなかったみたいだしね。
それも睡眠アプリで毎晩フル録音でモニタリングしてわかった事だにゃ!
パートナーのいびきで困っている人は、まずはアプリなどを使って就寝中のいびきの様子をモニタリングして、いびきをかいている本人にいびきの程度を客観的に把握してもらう事で
改善へ向けての行動を起こしてもらいやすくなると思います。
その上で、そのいびきの「何が問題なのか?」を考えて、専門クリニックへ相談へ行ったり、対策グッズを使ったりして問題の改善にあたれば良いと思うよ。
ともあれ暖房の使用頻度が多くにゃるこの時期に、寝室を分けるという選択をせずにすんで良かったにゃ。
本当それな!!
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